|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
ベンハム (USS Benham, DD-397)は、アメリカ海軍の駆逐艦。ベンハム級駆逐艦の1番艦。艦名はアンドリュー・E・K・ベンハム海軍少将に因む。その名を持つ艦としては2隻目。 ==艦歴== ベンハムは1936年9月1日にニュージャージー州カーニーのフェデラル・シップビルディング社で起工する。1938年4月16日にA・I・ドール(ベンハム少将の曾姪)によって命名、進水し、1939年2月2日に艦長T・F・ダーデン少佐の指揮下就役した。 ベンハムは大西洋艦隊に配属され、1939年の大半をニューファンドランド島沖の偵察に費やした後、メキシコ湾に移動した。その後太平洋への転属を命じられ、1940年4月14日に真珠湾に到着する。カリフォルニア沖とハワイ水域で交互に活動した後、ミッドウェー島へ海兵隊の航空機を運搬するエンタープライズ (''USS Enterprise, CV-6'') の護衛に当たる(1941年11月28日 - 12月8日)。太平洋戦争の開戦後はエンタープライズとサラトガ (''USS Saratoga, CV-3'') を中心とした任務部隊に加わり、1942年4月8日から25日まではドーリットル隊による東京空襲の護衛として第16任務部隊で任務に従事した。その後同部隊に所属しミッドウェー海戦に参加し(6月3日 - 6日)、航空母艦ヨークタウン (''USS Yorktown, CV-5'') の生存者720名と、駆逐艦ハムマン (''USS Hammann, DD-412'') の生存者188名を救助した。8月7日から9日にかけて行われたガダルカナル島およびツラギ島への上陸、8月23日から25日にかけて行われた第二次ソロモン海戦にも参加した。 ベンハムは1942年10月15日に第64任務部隊に加わり、ガダルカナル島への援護部隊として出撃した。11月14日、15日にガダルカナル島の戦いに参加する。11月15日の00:38、艦前方に魚雷が直撃、ベンハムは艦首部分を失い戦線を離脱する。かろうじて浮上したまま、15日は一日中低速でガダルカナル島へ向かう。しかしながら16:37にこれ以上の航行は不可能だとして艦の放棄が決定された。グウィン (''USS Gwin, DD-433'') がベンハムの生存者を救助し、ベンハムの船体は19:38に砲撃により処分された。 ベンハムは第二次世界大戦の戦功で5個の従軍星章を受章した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ベンハム (DD-397)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|